
「さあて、久しぶりに神姫センターに来たんだけども、何をしにきたかと言うと」

「”武装神姫バトルマスターズからアーンヴァルMk-ⅡとストラーフMk-Ⅱが挑戦してきました”とかいうミッションを潰しに来ました」

「
言われた!久々の記事での発言なのに
先に言われた!」

「うるさいわね、誰が言っても同じでしょ」

「姉さん、そう言いながら先ほどから
首を狙ってクローを放ってくるのは何故ですか」

「脊髄反射よ、気にしないで」

「こ、こっちにも飛んでくるのは何故ですの?!」

「危なっ!私は関係ないじゃないですか!」

「ああ、見境なく動く自動反撃アームだから」

「ハジメさんが忙しくて構ってもらえないからって、ストレスをこっちに向けるのは理不尽ですのっ!!」
「・・・へぇ」
「あ、痛!
痛っ!!集中攻撃はいやですのー!!」

「これだけ騒いでもポケットケースの中の馬鹿は起きないんだから筋金入りだよなぁ・・・」
続きは折込へ

「うるさい奴らだな、人が休憩しているのが見えないのか?」

「バトルマスターズのロビーとは大違いですねー、違う騒がしさというか」

「あら、あれじゃないの?バトマスから来た連中って」

「それっぽいなあ、素体も見たことないのだぞオーナー傍にいないけど大丈夫なのか?」

「大丈夫じゃないんですか?あれ神姫用スペースですし。しかしハイカラですねー、今時流行りのナウいヤツってとこですか」

「今の洒落ですか?ハイカラーと掛け合わせた類の。
いい冷房ですね」

「遠まわしに
寒いって言ってるんじゃないですか!というか洒落でも何でもないのに相変わらずキツいですねこの姉は!!」

「お前ら漫才してないで挨拶でもしろ、それと琴乃は起きろ」

「前にも似たようなオチがあったような・・・」

「・・・何しに来たんだ?」

「ミッション申込ですよきっと、挑戦状送信してもらったじゃないですか」

「あーあれか、F1一位になったからこっちでも腕試しとかいうの。さっきもバトルを申し込まれたが、それもそうだったのか」

「まあそういうこった、頼めるか?今日の外出の口実がそれなんだわ」

「いいぞ?叩きのめしてやろうじゃないか、こちらが一番手のプルミエ、私が二番手のリリスだ」

「・・・私、今日は観戦だけのつもりだったけど、やたらと
腹立つわねこの子ら」

「・・・同感です、
腰の物を抜ければ今すぐにでも」

「今日は琴乃ともう一人に譲ると言ったのはどこの誰だ、まあ見とれや」

「わかったわよ・・・」

「・・・・・チッ」
「今、それだけで人が殺せそうな殺意が沸いていたような・・・」
「き、気のせいだろう・・・」
「さあ行って来い琴乃、あんまり遊びすぎるなよ」

「さあプルミエ、先程と同じように私に来る前に蹴散らしてくれよ」

「頑張ります!」



「いきますのー!
ダッシュエーンドコイーン!!」


「
あ痛ァー!」

「さっそく
自爆しおったぁー!」

「いつものことよ、いつもの」

「コインの利用目的があるとは言え、琴乃姉さんって大分遊びますよねー・・・」

「あれ?レールアクション値が下がってますけど・・・」

「あーそれな、テンションって言うんだわ。こっちじゃそのレールアクションとやらはバトルモードと言って、
テンションがMAXになったら発動できたりするわけだ」

「あ、ご丁寧にどうも」

「
プルミエ!敵と戯れるな!」

「リリスさん
シャアみたいですね・・・大丈夫、ちゃんと前は見てます」

「ここで一発叩き込んでおきますのよー!!」



「な、なんですかそれ!避けられませんけど?!」

「スキルの意味合いがそちらとは違いますのよ!メギン付き強化版ですのー!」

「うわあ半分減らねぇ、流石
公式チート・・・」

「もしかして、オーナーの姿が見えないのって例のライドとか言うのでかしら。それで補正掛かってるとか?」

「・・・・
そらやべぇ。琴乃ー!遊んでる暇ないぞー!!」


「わかってますの!コインで減らしますのよー!ってあ痛ァー!」

「また自爆したぞ、武装の制御も出来ない馬鹿なのか?」

「―――――
今、なんと?」

「ん・・・なんだ?」

「あ」

「あちゃー・・・」

「スイッチ入りましたね」

「知りませんよ私・・・」

「え?何ですか?一体何が・・・」

「家族や熟練神姫に馬鹿と言われるのは、私が馬鹿だから仕方ありませんの。
ですが、尻尾の取れない、バトマスで生まれたばかりの
”小娘”如きに」

「・・・・・・ひ」

「それを言われる筋合いは、ありませんのよ」

「久しぶりだなあコイツの本気、正直見たくなかったが」

「見境ないものね、普段怒らないからスイッチ入ると鏡に写ったみたいに違うのよねー・・・」

「ああなったら私も止められません。目の前の敵を狩り尽くすか、力尽きるまで停止しない弾頭です」

「何やら不吉な話が聞こえるんですが・・・・ええい、勝てばいいんですよね!同じLvですし、勝機は・・・・」


「
兆に一つも、ありませんの」

「きゃあ!」

「こっちの戦術は武装単位で機能してるからよかったもの・・・」

「大丈夫です、目はあのリリスとやらもしっかり捉えてます」

「ある程度抑制も出来てるみたいね、なんだ成長してるじゃない」


「プルミエ離れろ!あのデモニッシュとか言うのが・・・」

「間に合いません・・・!」

「逃がしは、しませんの」



「・・・プルミエが、そんな」

「どうだ?あれにオーナー入ってたか?」

「・・・・はい、居ました。あ、抜けましたね」

「あいつの本気も怖いが、お前のそのハッキングも怖い」

「褒め言葉として受け取っておきますね」


「仇は、取る!」

「おーおー気合十分なコト。でも、もう終わりなんだよなぁ。琴乃ー、怒り心頭なトコ悪いけど”あれ”忘れんでくれよー。連戦強いて申し訳ないんだけど」

「もう一人がやる事、忘れちゃダメよー」

「ええ、分かって、いますのよ・・・・”小娘”、さきほど遊びすぎて貴女を倒しきる余力は恐らく消えていますの、仇とやらは取れますのよ」

「・・・・・・?」

「ですが、私を倒して終わりではありませんの。私の一撃を受けて終わりではありませんの、もう一人居ることをお忘れないで欲しいですの。
私の自慢の妹ですのよ。ではハジメさん、一撃かまして一応の憂さ晴らしとして来ますの」

「何やら知らんが私に・・・・ステージが変わったぞ?!」

「悪いなぁ、これもチームミッションの特権でな。最初にアイテム持って行けるハズなんだけど、見なかったのかい?」

「そんなものは必要ない!」

「ああそう・・・・やっちまえ琴乃。一撃入れたら休んでいいぞ」

「最後の一撃、次に繋げる一撃ですの!」



「・・・・なんだこれは!」

「西園寺の遺産がここで役に立つとはなあ、サイバー事件の時にデータ拾っておいてよかったわホント」

「私が死んでも・・・・次の神姫、また次の神姫が・・・・ガクリ」

「
最後に元に戻ってボケかますな。・・・・おい初瀬、起きなさいって。いつまで寝てんの君」

「あー、出番ですかー・・・・・?ぐっすり寝てましてですねぇ・・・」

「
起きなさいよー、琴乃とは言っても姉の試合を寝過ごしちゃ
ダメでしょーがー」

「痛、痛!
グリコ痛・・・!手加減入ってそうですが
十分ダメージ入っててですねぇぇぇぇ!!」

「そのへんにしとけー、あちらさん呆れてるぞ」

「おっけーです、さあて行きますですかねぇ」

「・・・本当にその神姫でいいのか?レベル差が120もあるが」

「あ、舐められてますですねぇ。これでも、ハジ父さんに鍛えられたSP型のエキスパートなのですねぇ」

「ハジ父さん言うな、
語尾に”ん?”って付けたくなるだろ。・・・とりあえず戦ってくれや、それなりに頑張った子だから」

「それなりとは酷い言い草ですねぇ。ま、琴姉が頑張ってくれた分、私もがんばりますですかねぇ・・・」

「ハンデ戦とはこちらも舐められたものだ・・・」

「いや、そちらの負けはもう確定しているのですねぇ。これはバトルマスターズではなくバトルロンド、
バトマス出身の小娘如き、次の一撃で捻り潰して差し上げるのですねぇ」

「・・・貴様」

「このチーム戦のルールを把握してれば、自分がどんだけ危ない位置にいるかすぐ分かるのですねぇ。
アイテムも持って来ていない時点で貴女はもう”こちらの術中に絡め取られている”のですねぇ」

「初瀬、幾ら説明しても理解できない阿呆相手は」

「アイアイサー飛燕姉、さっさと潰して体に叩き込みーん。さ、始めますですねぇ」

「さ、死ぬまでのカウントダウンを自分でしててくださいですねぇ」

「舐めた事を・・・・・!」


「まだ平気ですねぇ・・・・!!
これで終いですねぇ!!」
「我がオォォォォナァァァァァの!たぁぁぁぁめぇぇぇぇぇにぃぃぃぃ!!」
「はい、画面の前の皆様、
今川ジャイロボのQボス口調で、さんはい」



「そんな馬鹿なァー!!」


「はい、終わりました。・・・・・なんだか見てるだけで疲れましたね」

「帰ってのんびりしましょ・・・・あ、その前に茶室に寄っていく?珍しいオーナーが揃ってるし、それにあそこの野菜ジュース美味しいのよねー」

「あ、私は同じカフェのバニラアイスで」

「私はミックスナッツアイスがいいですの!」

「あーはいはい、ちゃんと買ってやるからな」

「・・・これでいいんですか?」

「・・・いいのいいの」

つーわけで、今回はバトマスチームミッションを攻略して来ました。
正直ダイヤ270以上、若しくはブラオパで170以上のLPSP型二人必須ですが、バトマスコンビはアイテムを持っていないので、回復や指示無視等の事態は起きません。
ステージチェンジャー(シティ)を二個持って行き、まずはアイテムを使わずアステロイドのままプルミエをBM発動前に始末。
対BM装備装備で望むと有利に戦えます、ワシはコインPAメギンデモクロで潰しましたが、正直これが一番有効かと。
リリスと相対する時にLPが3k以上残っていれば、その足で倒される前にKill-9を一発叩き込み、そして無傷の二人目を出してKill-9を叩き込めれば終了です。
この際に、予め持って来ていたステージチェンジャーでボルケーノをシティに変えて生存率を上げておきます、二人目のバトル時も同様です。
使うKill-9デッキは機動を上げておいて、ヒット率を最小限に止め、尚且つ確実にKill-9を使わせる為に通常武装は持たせずオペレーションマニュアル1のみをセット。
黒M2の攻撃力が凄まじいので、射撃軽減と打撃半減は必ず付けておきましょう。
このデッキは二人で共有してもOKです、差と言っても素体によって多少の機動差を生じさせる程度の違いになりますので。
自分は旧武装しかない故に考えた末にこの方法でしたので、アルトレーネやアルトアイネス等の新武装があれば別の方法があるかもしれません。
新武装を持っている方は色々模索してみてください(゚∀゚)
次回記事再び未定、では皆様ごきげんよう